大偏差理論の統計力学への応用
この記事は大偏差理論について
[0804.0327] The large deviation approach to statistical mechanics
を参考に訳したり付け加えたりしているものです。かなり中途半端な状態なのでこれを読んで理解できるとは思いませんが参考文献と照らし合わせて間違い探しをするような気持ちで読んでいただければ(ほんの少しくらいは)理解できると思います。(この記事は勉強が進み次第、随時更新していきます。)
表題は大偏差理論の応用とありますが、統計力学の基礎付けには大偏差理論があるといってよく、Legendre変換が自然に現れることによって何故熱力学や統計力学でLegendre変換が登場するのかを理解することができそうです。
Boltzmannエントロピーが何故対数であるのかも自然に理解することができます。